変形性股関節症 清水区
変形性股関節症は臼蓋形成不全が原因のケースが多い
股関節に痛みが起こったり動かしにくくなったりする疾患が変形性股関節症で、発症初期段階では運動した後や長く歩いた後などに、鈍い痛みを股関節・お尻・太もも・ひざの上などに感じます。
少し症状が進行すると、起き上がり・立ち上がり・歩き始めなどといった動作をはじめる際に、太ももの前や横などに痛みが起こるようになります。
さらに症状が進行すると、靴下を履く動作が困難になったり、大きな段差を上るのがつらくなったりするのです。
このように、初期から進行期・末期へと症状が進行していく疾患で、末期になると骨が変形して安静時でも痛みを感じるようになります。
また末期には股関節が伸びなくなって左右の脚の長さが違って来ることもあるのです。
ただ、発生する症状ですが坐骨神経症で起こっている可能性も考えられます。
また逆に、症状があらわれにくいことから股関節に異常があることに対して気づかないケースもあるのです。
何らかの痛みを感じた時には、できる限り早い段階で病院を受診して、痛みの原因をしっかりと検査してもらうことが大切です。
間違っても自己診断をして市販の鎮痛剤などで痛みを抑えることはしないこと!!
それにより症状が悪化する恐れがあることをしっかりと認識しておく必要があります。
変形性股関節症には、原因が明らかでなく成人以降に発症する一次性と、特定できる何らかの原因があって生じる二次性があります。
日本では全体の80%以上が二次性で、欧米は逆に一次性が多いのです。
日本で多くみられる二次性ですが、その原因は『臼蓋形成不全・発育性股関節脱臼・大腿骨頭すべり症・ペルテス病・骨折・脱臼・痛風・化膿性関節炎』などです。
こうした小児期に発生する股関節の病気が原因ということが多いのが特徴なのです。
特に多いのが臼蓋形成不全で、股関節で大腿骨の骨頭を受け皿のように収める部分の臼蓋が小さいなど不完全な形状をしていることで、大腿骨の軟骨が摩擦ですり減ってしまうものです。
この臼蓋形成不全で股関節が変形し炎症を起こすことで股関節に痛みを生じてしまうのです。
ちなみに、臼蓋は大腿骨の骨頭を受け止めている角度がたった1度でもずれると症状の進行に大きな影響を与えると言われているのです。
体重が重いと股関節にかかる負荷が大きくなって軟骨がすり減り発症しやすくなります。
ですから予防するために日常生活で注意することは、体重管理を行い食生活を見直して体重をコントロールすることです。
また激しい運動や長時間の歩行は股関節に無理な負担をかける行動になるので、
できるだけ避けることが大切ですし、ハイヒールも股間関節に悪影響を及ぼすことを認識しておくことです。
それから正座や立ち仕事、重労働なども関節に負担をかけるので注意が必要です。
ですので生活様式は日本式ではなくて、ベッドやいすを使用する洋式スタイルの方が好ましいです。
予防や症状の緩和のためには整体や整骨院で治療を受けるのもおすすめなので、
施術を受けることを検討してみるのも良いです。
変形性股関節症なら、藤うさぎ整骨院にお任せください。
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