尾骨痛 原因
尾骨の痛みを起こす原因
尾骨はお尻の部分にある痕跡器官と呼ばれる骨で筋肉と接続しているため、
座りがちな生活や仕事をしている現代人にとっては痛みが生じやすい部位です。
どのような原因で痛みが生じるのかというと
1つ目は出産で、尾骨は体の内側に湾曲しているので、出産時に産道を開けるために反るような形になります。
その為に出産後尾骨の痛みを感じるもので、尾骨周辺で強く焼けるような痛みが生じてしまうことが特徴です。
また座ったり歩いたりなど下肢に関わる動作をすることによって痛みを感じるのも特徴のひとつとしてあります。
2つ目は尻餅などによる尾骨の打撲で、軽度の場合は尾骨に痛みが生じる程度ですが、
深刻な場合に骨が歪んで便秘症など他の疾患につながってしまうケースも少なくありません。
3つ目は尾骨周辺部に発生する腫瘍で、悪性の神経痛と呼ばれるガンという可能性もあるのです。
ただし、これは検査によってしか発見することができないので、
打撲や分娩などが関係しないのに痛みが感じられる場合には注意が必要です。
4つ目は姿勢の悪化などにより尾骨神経が圧迫されて、その刺激を受けることで尾骨や腰部に痛みを感じるものです。
神経ブロック注射などの保存療法で基本的には解消することができますが、
尾骨歪みが大きくて深刻な場合は手術療法も考慮されます。
では、一般的にどのような痛みへの対処方法があるのかというと、
何といっても重要なことは痛みを感じる場合は早急に病院へ行くということです。
実は対処方法として良いと考えて実施したことで、症状がさらに悪化してしまうことも考えられます。
また先にも触れたように考えている以上に深刻なケースもあるので、
まずは病院を受診して尾骨周辺の検査を受ける必要があります。
病院ではどのような治療が実施されるのかというと、検査で特別異常が認められない場合は、
尾骨に負担のかからない姿勢の継続し安静にすることで痛みが治まるのを待ちます。
先にも触れましたが尾骨神経痛でよく行われるのがブロック注射による治療で、
神経痛原因がガンのような悪性でない場合に用いられます。
また慢性的な傷みの場合には、鎮痛剤の併用も検討されます。
尾骨の歪みが酷い場合やガンなどの悪性の神経痛の場合など重篤なケースでは、手術療法が実施されることもあります。
このような尾骨の痛みが発生しないように予防する方法としては、尾骨に負担をかけない姿勢を心がけることです。
椅子にもたれたり深く腰掛けたりするとちょうど尾骨にあたって大きな負担がかかるので、
このような姿勢は避ける必要があります。
また日常生活で転んでしまうことで痛みが起こることもあるので、
転倒しないように注意することも大事です。
ただ転倒しないように注意すると言ってもなかなか難しいことですが、
少しの注意で転倒を防ぐことも可能なので注意するといった心がけが大切です。
それから整体や整骨院で施術を受けることで予防や治療をすることも考えられるので、
整体や整骨院を受診することも検討してみると良いです。
尾骨の痛みなら、藤うさぎ整骨院にお任せください。