腹式呼吸について
腹式呼吸みなさんしていますか?
わたしたちが普段行っているのは主に肋骨を動かす胸式呼吸です。
腹式呼吸はお腹の中に酸素を送り、お腹の奥の二酸化炭素を吐き出します。
では、腹式呼吸にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
1つは副交感神経が優位になることです。
呼吸するとき息をしっかり吐くと、副交感神経が優位になってリラックス効果が生まれます。
血管が弛緩して血液の循環が良くなるため、ホルモンが分泌しやすくなったり免疫の働きが活性化しやすくなります。
なので、腹式呼吸で意識してほしいのは息をできるだけ長く吐くことです。呼吸が浅い人は吐くよりも吸うほうが多くなってしまうため、リラックスできなくなってしまいます。その状態がひどくなってしまうと過呼吸になってしまうということですね。
2つ目は代謝が上がることです。
腹式呼吸をして、肺の中にある二酸化炭素をしっかり吐き出すと新しい酸素がより多く体内に入りやすくなります。そして、体内に新しい酸素が多く入ってくると、脂肪が燃焼しやすくなる効果が期待できます。
なので、肺の中に溜まっている二酸化炭素を吐き出すように意識しましょう。腹式呼吸でしっかり息を吐き出すと、代謝効果が上がります。
3つ目は体幹が安定することです。
体幹とは体の胴体のことです。お腹周りにあるインナーマッスルと言われる部分が、息を吐き出す時に重要な役割を持っています。インナーマッスルを意識すると、より多くの二酸化炭素を体外に排出しやすくなるのです。
4つ目はくびれができることです。
腹式呼吸を行うと、腹斜筋(お腹周りに斜めに付着している筋肉)も一緒に動いてくれます。そのため、腹式呼吸をやればやるほど、くびれやすくなります。また、腹式呼吸によって腸が刺激されます。その結果、腸のぜん動運動が活性化するので、便秘の解消にも期待できます。
また、お金をかけず便秘になりやすかったり、お腹ポッコリしている方にとっても、腹式呼吸のメリットは大きいんですね。運動が苦手な方でも簡単に取り入れられることが魅力です。
それでは気になる方法です。
仰向けになり、へそ下の下腹部分に手を置きます。そして鼻から吸って口から吐きます。お腹を膨らませたり、凹ませたりすることを意識しましょう。息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときに下腹を凹ませます。息を吸うのが3秒くらいなら、息を吐くのは10秒~15秒と長めに吐き出します。体は動かさないように気を付けて、下腹だけ動かします。
回数は10~30回を目安に行いましょう。
腹式呼吸をするだけで、さまざまなプラスの効果が得られます。
に簡単に行うことができるのも一つのメリットです。
藤うさぎ整骨院
清水区月見町1-8
TEL 054-625-5530
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。